遺産分割後に新たに相続人が判明した場合にどうなるか

 相続財産は、遺産分割が成立するまでは、相続人全員の共有となりますから、遺産分割は相続人全員で行わなければ、仮に遺産分割が成立したとしても無効になってしまいます。

 相続人の一部の者が行方不明であっても、不在者財産管理人の選任の手続きを踏む必要がありますし、推定相続人の廃除で争っているような場合にはその結果を待たずに遺産分割をしてはいけません。

 相続人全員で遺産分割を行わないと無効になり、遺産分割をやり直さないといけなくなります。

1 対処方法

  遺産分割協議にあたって、被相続人の戸籍を出生まで遡って調査して、思わぬ相続人がいないかを確かめて、相続人を正確に把握することです。

2 遺産分割後に新たな相続人が判明するケース

  遺産分割にあたって、被相続人の戸籍を調査し、相続人を正確に把握していた場合でも、遺産分割後に戸籍上存在しなかった相続人が判明するような場合があります。以下のようなものが考えられます。

 ① 遺産分割後に離縁や離婚の無効が確定

 ② 父を定める裁判が確定

 ③ 死後認知

 ④ 母子関係の存在確認の裁判が確定

 死後認知については、遺産分割後に行った場合、民法910条が相続分相当額を認知により相続人になった者に請求権を認める形で処理しており、すでに成立した遺産分割は無効になりません。(弁護士中村友彦)

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