遺産の管理費用は、相続人間でどのように扱われるか

   相続を開始してから、遺産分割が終わるまで、通常長い期間がかかります。その間、土地や不動産については、固定資産税などの管理費用がかかります。それ以外でも、火災保険料、修繕費や諸経費などが発生する場合があります。そのような遺産の管理費用について、相続人間で負担の合意ができればよいのですが、合意ができない場合に相続人間でどのように清算するかが問題になります。

  学説では、遺産分割で処理すべきや民事訴訟で処理すべき等考え方が分かれています。私としては、管理費用は、相続開始後に発生したのであり、遺産とは別個の問題であるのであるから民事訴訟で行うべきであると考えます。

  しかし、広島高裁松江支部平成3年8月28日決定(家月44巻7号58頁)では、「当事者が遺産分割手続内での清算に同意している場合、または、その金額が明確で、これを遺産分割手続内で清算するのが正義、衡平にかなう特段の事情のない限り、民事訴訟によるべきものと考えるのが相当である。」として、遺産分割手続きの中で処理する余地を認めています。(弁護士中村友彦)

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