遺産分割で取得した財産が、実は遺産ではなかった等の場合にどうなるか

   遺産分割で財産を取得した後に、当該財産が実は遺産に属していなかったり、第三者の権利がついていたり(土地に賃借権が付属など)することがあります。本来、遺産分割の前にはっきりさせておくべきすが、相続財産の調査が正確にされていないなどで、そのような事態になることがでてきます。遺産でない財産等を取得することになった相続人としては、他の相続人に何らかの対応を取る必要が出てきます。

    民法911条は、上記のような場合のために、他の相続人に対し、その相続分に応じて担保責任を追及して損害賠償請求等をすることができるとしています。

  損害賠償請求のほかに、そもそもの遺産分割を解除してはじめからやり直すことができるかについては、争いがありますが、一般的には消極的に扱われています。この点について、直接的に判断した判例はありません。ただし、債務不履行を理由として遺産分割を解除できるかについて争われた事例(最高裁平成元年2月9日判事1308号118頁)では、法的安定性を尊重して否定されたものがあります。

    いずれにしろ、遺産分割の時に、しっかりと相続財産の調査をしていれば、このような問題は生じなかったわけですから、遺産分割の際には、専門家に相談してみるべきです。

                                                                                     (弁護士 中村友彦)

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